今回はMeldaプラグインのインストール方法をまとめておきます。
インストーラのダウンロード

インストーラはこちらのDownloadページから最新版をダウンロードしましょう。インストーラはひとつで、フリーのものなどを含むMeldaの全プラグインが含まれています(入れたいものをインストール時に選ぶ)。
[Download(Win)]ボタンをクリックすると、どこからダウンロードするかのミラーサーバーを選べますが、どれでも構いません。
インストール
ダウンロードした.exeファイル(maudioplugins_14_xx_setup.exeなど)をダブルクリックしてインストール開始。

Meldaのインストーラは独自なGUIなので、最初は面食らうかもしれませんがすぐ慣れます。まずは簡単な注意事項(設定はデフォルトがオススメ・DAWは閉じとくべし・インストールがうまくいかない場合はOS再起動してね、など)が書かれていますが、[Next>]ボタンで進みましょう。

次はライセンス確認画面。[I agree to the licence terms.]にチェックを入れて[Next>]ボタン。

インストールするプラグインの種類(VST, VST3, AAX)を選択して[Next>]。
よくわからなければデフォルトのまま(全てチェック)でもよいですが、自分はProToolsを使わないのでAAXは外しています。Meldaに限らず、DAWによってVST3での挙動は時々怪しかったりする場合があるので、自分はVST/VST3の両方をインストールするようにしています。

ここではインストールしたいプラグインを選択します。(free)と書かれている以外のプラグインもインストール出来ますが、ライセンスを買ってActivateするまでは試用版としての利用になります。選択し終わったら[Next>]。

プラグインインストール場所の選択。VSTの場合は定番の場所が表示されているはずなので、特に変更する必要はありません。場所を確認出来たら[Next>]。

プラグインのクリーンナップ画面。「なにこれ?」と思うかもしれませんが、プラグインの場所を変更したり、古いバージョン(V10)のプラグインから更新したりする場合に必要なクリーンナップを行うことができます(要するにインストール済みDLLの削除)。
[Quick clean-up]ボタンを押すと、[SEARCHING FOR PLUGINS]ウィンドウが表示され、インストールされたVSTなどのDLLファイルが自動検出されて一覧表示されます。ここで[Delete plugins]をクリックすれば削除出来ます(一部のファイルのチェックを外すことも可能)。
[Quick clean-up]は選択されたプラグインフォルダのみを検索し、[Full system clean-up]はHDD内をゴリゴリ検索していくようです。
実際のところ、大抵はプラグインファイルの上書きで問題ないのでどちらのボタンも押す必要はないと思います。メジャーバージョンが上がる時などは、念のためQuick clean-upで掃除しておくくらいですかね。
また、Quick clean-upは行ってもMDrummerなどの拡張パック(後述)が消えたりすることはないようです。
てことで[Next>]を押すと、プラグインファイルのインストールが開始されます。

途中でVisual C++ Redistributableのインストールウィンドウが開いたりしますが、特に気にせず待ちましょう(Cancelは押さずに待つべし)。

↑ Visual C++ 2013 Redistributable インストールウィンドウ

この表示が出たら終了です。あとは[Exit]ボタンを押してインストール完了。
プラグインのアクティベーション
プラグインのアクティベーションは、DAWでプラグインを起動してから行います。以下の手順でライセンスファイルを読み込むだけでOKです。
- Meldaのページで自分のアカウントにログインし、メニューの[My Licenses]で表示されるページからライセンスファイルをダウンロード
- DAWでプラグインを起動(ここでは例としてMSoundFactoryを起動。Activateされていないので、MSoundFactoryPlayerとして表示される)
- プラグイン画面上部の[Settings]をクリックし、SETTINGSウィンドウを表示
- [Activate]ボタンを押すと、ファイル選択ダイアログが表示されるので、先ほどダウンロードしておいたライセンスファイルを選択して[OK]ボタン
- QUESTIONウィンドウが表示され、自分の登録した住所などが表示されているのを確認して[YES]ボタン
- 問題がなければ以下のような成功を示すダイアログが表示されて、アクティベート完了
- プラグインを起動しなおす(一旦DAWを再起動すると確実)と、先ほどまで[MSoundFactoryPlayer]だったのが[MSoundFactory]に切り替わっているのが分かります。
追加リソースのインストールが必要なプラグイン
基本的には上記まででプラグインのインストールは完了なのですが、以下のプラグインについては追加のリソースがダウンロードできるようになっています。基本的に最低限必要なリソースは入れておく必要があるので、プラグイン毎の説明を見てインストールしておきましょう。
- MDrummer
MDrummer Packsのインストール方法はこちらのページにまとめてありますので、ご覧下さい。 - MSoundFactory
基本リソースが別途ダウンロード可能。こちらのページを参考にインストールしてみて下さい。MSoundFactory内にはMDrummerの機能も内包しているため、結局のところMDrummer用のデータもインストールしておく必要があります。
インストールしたら知っておきたいプラグインの基本的な使い方
Meldaプラグイン共通の基本的な使い方を知っておきたいという場合はこちら
基本的な使い方(初心者向け)前編
基本的な使い方(初心者向け)後編