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Meldaプラグイン入門:基本的な使い方(初心者向け)前編

melda-logo01

最近人気が出てきている(と思いたい)Meldaプラグインですが、おすすめやセールで買ってはみたものの、他のプラグインと雰囲気が違って難しく感じるという方もいるんじゃないでしょうか。今回はそういった方や初心者の方向けにMeldaプラグインの基本的な使い方を解説します。


プラグインのインストール・アクティベーション

プラグインをPCにインストールしてアクティベーションする方法については以下の記事にまとめてありますので、参考にしてみて下さい。


プラグイン画面の構成

プラグインの画面には様々なパネルが並んでいたり、編集画面の切り替えなどといった機能がありますので、順に見ていきましょう。

プラグインのEasyScreen(簡易操作画面)とEditScreen(メイン編集画面)

MeldaのプラグインをDAWでインサートして表示すると、プラグインによってはプリセットをより使い易くデザインされたEasyScreenが表示されるものがあります(EasyScreenがないものもあります)。マルチバンド版のプラグイン(名前の最後にMBが付いているもの)など複雑な設定が可能なプラグインにはこのEasyScreenが付いている場合が多いです。

Melda_EasyScreen02
↑ MCombMBのEasyScreen表示

この表示の場合は左側のプリセット一覧からプリセットを選んで使う感じです。

また、EasyScreenが付いているプラグインの多くは、プラグインのメイン編集画面(EditScreen)も裏側に持っています。プラグイン画面右上の方に [Edit] というボタンがある場合、それをクリックすることでEasyScreenとEditScreenを切り替えられる仕組みになっています。

Melda_EditScreen01
↑ MCombMBのEditScreen(編集画面)

EditScreen側では、EasyScreenで選択したプリセット内部の設定が全て見られますし、気に入らなければ設定を変更したりすることも出来てしまいます。


画面構成

上記の画像では MCombMB を例にしましたが、ここではシンプルに画面を理解するために、フリー版でも使えるプラグイン MComb の画面を見てみましょう。MCombにはEasyScreenがなく、シンプルなEditScreenだけの構成になっています。

Melda_PanelLayout01

上図を見ると、以下のようなものが並んでいます。

  • プリセット選択
  • プラグインのパラメータ設定エリア
  • 音量などのメーター類
  • UITILITIES(ユーティリティ)パネル
  • ツールバー

これらを順に見ていきましょう。


プリセット選択

プリセットを選択したい場合はここをクリックしてPRESETSウィンドウを表示出来ます。これについてはこちらの記事にまとめてありますので、詳しく知りたい場合は参考にしてみて下さい。

また、プリセット名の部分をCtrl+左クリック、もしくは右側のサイコロボタンでプリセットをランダムに選んで切り替えることが出来ます

Melda_RandomPreset01

プラグインのパラメータ設定エリア

プラグイン毎に様々なパラメータが並んでいます。本記事ではプラグイン固有のパラメータについての説明はしませんが、各パラメータの詳細を知りたい場合はプラグインのドキュメントを参照すると良いでしょう。

また、Meldaプラグインのドキュメントはプラグイン本体に組み込まれていて、ノブなどの上にマウスカーソルを移動して Ctrl+H でクイックヘルプを表示出来ます。パラメータの意味をすぐに確認出来て便利。

Melda_QuickHelp01
↑ [FREQUENCY] にカーソルを合わせて Ctrl+H でヘルプ表示している例

音量などのメーター

メーター部分にはプラグイン入出力の音量やコンプのゲインリダクション、ステレオ幅、マルチバンドのバンド毎の音量表示など、プラグイン毎に表示される項目の種類が異なります。

Melda_MeterPanel01

ちなみに上の図だと、[ < > ] というボタンを押して不要なメーターは折りたたんでおくことが出来ます。

Melda_MeterOp01

横の波形ボタンをクリックするとグラフ表示に変えることも可能です。

Melda_MeterOp02

さらにメーターだけをポップアップ表示まで出来て、便利この上ないです。

Melda_MeterOp03

UTILITIES(ユーティリティ)パネル

ここには以下のような機能がまとまっています。各項目の使い方については後述(次回)します。

Melda_UtilitiesPanel01
  • Multi Parameter(マルチパラメーター・略してMP)
    Multi Parameterという、一般的なプラグインでは「マクロ」などと呼ばれる機能で、プラグインのパラメータをDAWのオートメーションに紐づけたりするものです。数が多い場合はここに表示されずに個別の [Multi Parameters] というパネルにまとめられている場合もあります(MXXXなど)。
  • Modulator(モジュレーター)
    LFOなどといった、一般的なプラグインでは「モジュレーション」と呼ばれている機能です。パラメータを動的に動かすのに使います。
  • Lock(パラメーターロック)
    プリセットを切り替えてもパラメータの値がリセットされないようにする機能です。

Multi Parameters(マルチパラメーター)パネル

MPの数が多いプラグインでは、Utilitiesパネルにではなく個別のMulti ParametersパネルにMPが並ぶ場合があります(下の画像の例はMCombMB)。Utilities・Multi Parametersのどちらのパネルに配置されていても、MPの機能は同じです。

Melda_MPPanel01

Toolbar(ツールバー)

オーバーサンプリングやチャンネルモード、A/B比較機能など、様々な便利機能を搭載したツールバーがプラグイン共通で提供されています。

ツールバーの使い方については以下の記事に詳細をまとめておきましたので、参考にしてみて下さい。


各種パネルの開閉が可能な省スペース設計

Meldaプラグインは全プラグイン共通で搭載している機能が多く、それらを全て常に表示しているとプラグイン画面が結構広くなってしまいます。しかし、GUIのパネル毎やメーター毎などで表示を畳んで必要な部分だけを表示することが出来るようになっているので便利です。

表示をたたむには、そのGUI付近(下側など)にある折り畳みボタン(画像の例では [ < > ] ボタン)をクリックします。するとコンパクトに名前だけが表示されたボタンに切り替わります(このボタンクリックで表示が元に戻る)。

Melda_PanelOp01

最初はGUIを折りたたんだ時に「あれ?どこ行った?」となりがちですが、何回かやってると慣れてきます。


パラメータの操作方法

パラメータの値を変更・リセットする方法

以下では主にノブやスライダーのパラメータ操作について書いておきます。

  • 値を変更
    マウス左ボタンドラッグ
  • 値の変更(細かい値でゆっくり動かす)
    Ctrl+マウス左ボタンドラッグ / マウス中ボタンドラッグ
  • 値を一定値ずつ動かす
    Wheel上下 / ノブをクリック後キーボードの上下矢印キー
  • 値をデフォルト値に戻す
    右クリック / (ver.15からは Ctrl+右クリック ※設定変更可)
  • 数値入力
    ダブルクリック / Shift+左クリック
  • Min / Maxの値にする
    ノブをクリック後キーボードの Home / End キー
  • DelayTimeなどの時間パラメータをタップ的に入力
    Alt+左クリック~ホールドして離すまでの時間が設定される
    Melda_ParamOp01

沢山書いてしまいましたが、使いたい操作を何個か覚えておくだけで十分でしょう。


パラメータリセット方法の変更(ver.15以降)

Meldaプラグインのver.15から、パラメータをデフォルト値に戻すための操作が Ctrl+右クリックに変更になるようです(現在ver.15のBeta版が配布されてるので、試すことが出来ます)。

ただし、プラグイン上部の [Settings] メニューから挙動を以前の状態(右クリックでリセット)に戻すことが出来るようになっています([GLOBAL SYSTEM SETTINGS>Right click sets default value]をON)。

Melda_SetDefaultSetting01



ひとまずこのあたりまで使い方が分かれば、プラグインをあれこれいじって試していけると思います。

次回の後編ではModulatorやMulti Parameterの使い方を見ていきます。これらはパラメータを動的に動かすのに必要になるのですが、すぐに必須になるかというとそうでもないので(やりたいことによる)、プラグインの操作に慣れてきたら使ってみるというのでも問題ないでしょう。

↓ 後編の記事はこちら


Meldaプラグイン入門:Presetsウィンドウの使い方

Meldaプラグイン上部のPreset名のところをクリックすると、PRESETSウィンドウ(いわゆるPresetブラウザ)が表示されます。今回はこれの使い方を解説します。

Melda_PresetsWnd01

PRESETSウィンドウの表示方法

プラグイン上部中央あたりの [ Presets ] と書かれている部分(Presetを選んだ場合はPreset名が表示されている部分)をクリックすると、PRESETSウィンドウが表示されます。

Melda_OpenPresetsWnd

また、その部分を Ctrl+左クリック (もしくはこの右側にあるサイコロボタンをクリック)した場合はランダムにPresetを選択してくれます。

Melda_RandomPreset01

Presetのカテゴリツリー

ウィンドウ左側の [FOLDERS] 以下には、Presetのカテゴリツリーが表示されます。その上部と下部にはオプション機能やツリー編集機能などがあります。

ツリーの項目の開閉

カテゴリツリーの項目を更に開ける場合は (+) のような表示になっているので、項目名をダブルクリックすると開くことが出来ます。このダブルクリックがだんだん面倒になってくるので、ツリー上部にある [Auto-open] というボタンをクリックして有効にすると、シングルクリックで自動的にツリー項目を開いてくれるようになり便利です。

[Open all], [Close all] でツリー全体を開いたり閉じたりすることも出来ます。

Melda_Presets01

ツリー編集機能

ツリー下部にはツリー項目を追加したり出来るボタンがあります。

  • Add
    ツリーに新しいフォルダを作成します。
  • Rename
    選択したツリー項目の名前を変更します。
  • Delete
    選択したツリー項目およびその中のPresetを全て削除します。
  • Export
    選択したツリー項目以下のPresetをまとめてファイルに保存します。バックアップする場合にも便利です。
  • Import
    Exportボタンで保存したPresetファイルを選択したフォルダにインポートします。

Preset選択エリア

ウィンドウ右側の [PRESETS] 以下にはプラグインのPresetが並んでおり、上部・下部にはお気に入りのハートマークを付ける機能やPreset編集(追加・削除等)を行うためのボタンが配置されています

Melda_Presets02

お気に入り設定

Melda_PresetsFavorite01

Preset名を選んで、リスト上部のハート [♡] をクリックすると、お気に入りのPresetとしてマークされます。ハートボタンの隣にある [♡Show] をクリックすると、お気に入りとしてマークしたPresetのみが表示されて便利です。

名前の順でソート

Melda_PresetsSort01

Presetリスト上部の [Sort] をクリックすると、Presetが名前の順にソート(並び替え)されます。もう一度クリックしてSortをOFFにすれば元の並びに戻ります。

Presetランダム切り替え

Melda_PresetsRandom01

サイコロのボタンでPresetをランダムに切り替えてくれます(現在表示しているPreset一覧内でランダムに選択される)。

Presetを前後に順次切り替えていく

Melda_PresetsFB01

左右方向を表すボタンで、Presetを前後に順次切り替えていくことが出来ます。

Preset追加・削除等の編集

ここからはPresetリスト下部にあるボタンですが、Preset一覧の編集用のボタンがいくつかあります。

Melda_PresetsEditButton01
  • Load
    現在Presetリスト上で選択しているPresetを実際にプラグインにロードします(要するにそのPresetに切り替える動作です)
  • Add
    現在のプラグイン設定をPresetとしてリストに追加します。
  • Rename
    選択しているPresetの名前を変更します。
  • Replace
    選択しているPresetを現在のプラグイン設定で上書きします。
  • Delete
    選択しているPresetを削除します。

Presetデータベース

MeldaのオンラインPreset交換用サーバーがあり、そこへ自分のPresetをアップロードしたり、他のユーザーがアップロードしたPresetをダウンロードしたり出来ます。

・・・が、現状では自分でアップロードしたものを消すことが出来ず、非常に扱いづらい感じの機能になっています。マニュアルにも「ゴミPresetは上げるな(意訳)」と書かれていますが、実際にダウンロードしてみると明らかにミスって上げてしまったものもいくつか含まれていたりします。

せめて自分のアップロードしたものだけは削除できるような仕組みを用意してくれると、安心して使える気がするので、そのあたりの改良が待たれる感じですね。

まぁでも他のユーザーのPresetを見てみるのも面白いので、ダウンロードしてみるのもよいかもしれません。

Melda_PresetsDBButton01
  • Submit preset
    選択したPresetをオンライン交換サーバにアップロード
  • Download presets
    オンライン交換サーバからPresetを一括ダウンロード

Preset情報

選択したPresetの作者名などの情報が、ウィンドウ下部の [PRESET INFORMATION] に表示されます。右側の [Edit] ボタンを押すと編集も可能です。

Melda_PresetsInfo01

Presetの検索

一見すると気付きづらいのですが、ウィンドウ下部にPreset検索キーワードを入力する [Search] テキストボックスがあります。個人的にはPresetリスト上部あたりにあってほしいんですけど。

Melda_PresetsSearch01

検索キーワードを入力すると、カテゴリフォルダにはそれぞれマッチするものが何個あるかが表示されます。また、Rootを選択して検索を行うとそれ以下全てを検索した結果が表示されるようです。


Presetのバックアップと他のPCへの移行

PRESETSウィンドウ右上に [Backup] [Restore from backup] という項目があるのですが、これでMeldaプラグインのPresetを1つのファイルに固めて一括バックアップすることが可能です。他のマシンに持っていくのに便利。

Melda_PresetsBkup01

自分の作ったものだけを保存しておきたいなど、もっと細かくバックアップを取りたいという場合は、前述のフォルダ毎にPresetsをExportする方法あたりが便利に使えると思います。



Meldaプラグイン共通の基本的な使い方を知っておきたいという場合はこちらもどうぞ。

基本的な使い方(初心者向け)前編
基本的な使い方(初心者向け)後編

Meldaプラグイン入門:MDrummer Packsのインストール方法

Melda Productionの超高機能ドラムマシンMDrummerはご存じでしょうか。

このMDrummer、プラグインと別に音源などの専用データが「MDrummer Packs」として公式から配布されており、これらのデータをインストールする必要があります。

ちなみにMSoundFactoryやMXXXにもMDrummerモジュールが搭載されているのですが、MDrummer用のデータセットであるMDrummer Packsのインストールが必要なのは同じです。先日紹介したMSoundFactoryでも使うことになるのでここでデータのインストール方法を紹介しておきます。

  1. MDrummer Packsのダウンロード
  2. MDrummer Packsのインストール
  3. インストールしたデータを鳴らしてみる

MDrummerなどMeldaプラグインのインストールからという方はまずこちらのページをご覧下さい。


MDrummer Packsのダウンロード

MDrummer Packsは以下のリンクのページからダウンロードしましょう。

MDrummerPacks Download
↑ 青いDownloadボタンでダウンロード
(選択肢が出ますがどちらでもOK。急ぐなら試してみて高速に落とせる方で良いかと)

Packは以下の3つがありますが、全部ダウンロードしましょう。

  • MDrummer Essentials
  • Studio 2008-2018
  • MDrummer Electronic Genres

※全部で容量が20GBを超える大容量なので注意。これらはインストール用の元データなので、最終的にインストール時に目的のフォルダに内容がコピーされる事を考えると、一時的にですが元データ+インストールデータで45GBくらいは空きが必要になるかと思います(インストール後はインストール用Packデータ破棄可能)。

全部ダウンロードすると以下のような感じになります。後でこれらがあるフォルダを指定することになりますので、1つのフォルダを作ってまとめて置いておくのがよいでしょう。

MDrummerPacks_Files01

MDrummer Packsのインストール

データインストール先の準備

MDrummer Packsは後述のインストール作業によって、あるフォルダに全てコピーされることになります。この時細かいフォルダやファイルが沢山作られるので、これらをまとめて入れておくフォルダをあらかじめ作っておくのがよいでしょう。

このインストール先フォルダはどこでもよいのですが、自分の場合は例えば「C:\ProgramData\MeldaProduction」の中に「MDrummer_Packs」というフォルダを作っています。

気を付けるべき点としては、以下のようなことでしょうか。

  • 日本語を含むパスは使わない(Meldaだけでなく海外製プラグイン全般)
  • データ読み込みの事を考えると、SSDなど高速なデバイス上のパスがオススメ

Packデータのインストール

データのインストールはDAWでMDrummerを起動するか、MSoundFactoryなどの右上にある[Menu]から[Install MDrummer pack]を選択します。MDrummer Packを何もインストールしていない状態であれば、以下のようなダイアログが表示されます。

MDrummer Data Installationダイアログ

このダイアログは結構クセがあり、このダイアログ外をクリックするとダイアログが消えてしまうので注意しましょう。消えてしまったらもう一度[Menu>Install MDrummer pack]やプラグイン挿し直しでダイアログを表示する事になります。

MDrummer Pack Install - Step1

STEP 1 についてはMDrummer PacksをダウンロードするページをWebブラウザで表示してくれるだけなので、(前述の手順にて既にダウンロードを完了していれば)スキップして問題ありません。あとこのボタンをクリックしただけでもダイアログが消えるので困ったもんです。

MDrummer Pack Install - Step2

STEP 2 が本題のMDrummer Packsのインストールになります。ここでPackファイルを集めておいたフォルダとインストール先フォルダのフルパスを指定します。

  • Where are the downloaded MDrummerPack files
    MDrummer Packsをダウンロードしてまとめておいたフォルダを指定
  • Where to install the packs - MDrummer factory data folder
    インストール先として先ほど作っておいたフォルダを指定
MDrummer Pack Install - Step 2

くどいようですが、このダイアログ以外をクリックするとダイアログが消えるので、WindowsのExplorerのパスをコピペしようとせず、右側にある虫メガネボタンを押して、フォルダ選択ダイアログで場所を指定するようにしましょう。

MDrummer Pack Install - Step 2

上記2つのパスが指定出来たら、このSTEP 2のボタン(説明が書いてある場所全体がボタンになっている)を押すことで、インストールが始まります。

MDrummer Pack Install - Step 2

インストール中にウィンドウの応答がなくなったりする場合がありますが、焦ってウィンドウを強制的に閉じたりせず、とにかく放置しておきましょう。20GBのデータをまるまるインストールしているため、結構な時間がかかります。

MDrummer Pack Install - Step2 (終了)

そしてインストールが終わるとその旨のウィンドウが出ます。インストール作業はこれで完了です。


後からMDrummer Packを追加でインストールしたい場合

最初はMDrummer EssentialsのPackだけ入れておいて後から他のPackをインストールしたい場合や、Meldaから今後新しいPackがリリースされた場合など、後からPackを追加インストールする時は、MDrummerなどの右上のメニューから[Menu>Install MDrummer pack]を選択すればOKです。

MDrummer Packを追加

Packファイルを選択するダイアログが表示されますので、追加したいPackファイルを選択して[OK]ボタンでインストールされます。


MDrummer Data Installationダイアログについて補足

MDrummer Packsをインストールするダイアログ下方の残りのボタンの機能は以下の通り。

MDInstDlg_Other01
  • 緑色のボタン(Just let me select the folder, it's already installed)
    すでにSTEP 2まで終えているインストール先フォルダを指定するという場合に使用。インストール先フォルダを別の場所に移動したりする場合に使う機能です。
  • 赤色のボタン(Close the installation wizard)
    このウィンドウを閉じるボタンです。

インストールしたデータを鳴らしてみる

せっかくインストールしたので、音が鳴るか確認だけでもしておきましょう。

MDrummer キットの読み込み

インストールが正常に完了すると、MDrummer左下のツリービューやリストに項目が並びます。これらはドラムキットの選択になるので、てきとーに選択してみましょう。例えば一番左のツリービューで[Electronic - Dance]をクリック、その右側のリストで[Club 01]をダブルクリックすると、そのドラムキットが読み込まれます。

MDrummer Pad Mode

MDrummer右側の[RHYTHMS]パネルにある[Drum pad mode]をクリックして有効化すると、ドラムキットの楽器一覧が表示されて、それぞれの絵が描かれているボタンをクリックすることで発音することが可能です。ボタン内のクリックする位置が発音Velocityに対応しており、ボタン内の右の方をクリックすると大きいVelocityで鳴らすことが出来ます。

MDrummer Pad Mode

無事音は鳴りましたか? ここまで完了すればMDrummerはもとより、MSoundFactoryやMXXXに含まれるMDrummerモジュールも使えるようになります(それぞれのプラグインで個別にセットアップする必要はありません)。

今回はMDrummerそのものの使い方には触れませんが、非常に素晴らしいプラグインなのでそのうち別の記事を書こうと思います。



Meldaプラグイン共通の基本的な使い方を知っておきたいという場合はこちらもどうぞ。

基本的な使い方(初心者向け)前編
基本的な使い方(初心者向け)後編
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