普段VSTなどのプラグインで毎回のように使うプリセットがある場合、プラグインの起動時に自動的に選択して欲しいと思ったことはないでしょうか? 「毎回同じような設定してるなー」と感じたら、省力化のためにデフォルトプリセットを検討するいいタイミングかもしれません。
プラグインによってはデフォルト設定を変えられるものもあるとは思いますが、それが使えるかはプラグインやメーカーなどによってまちまちです。 REAPERにはこのデフォルトプリセットを記憶しておく便利な仕組みがありますので、それを紹介します。
プラグインの状態をデフォルトプリセットとして保存する方法
デフォルトの設定としてプラグインの現在の状態を保存するには、FXウィンドウ上部にある[+]ボタンをクリックして [Save preset as default...] を選ぶだけです。ここでプリセット名を好きなように設定すれば完了です(ここでは「MyDefault」に設定したとします)。

↑ 次回プラグインを読み込んだらデフォルトプリセットがあらかじめ設定されている状態に
デフォルトプリセットの解除方法
ぱっと見ではデフォルトプリセットを解除するメニューがなさそうですが、デフォルトプリセットとして設定したプリセットを削除することで、解除することが出来ます([+]メニューの [Delete preset])。

もしプリセットの設定を残しておきたいという場合は、別の名前でプリセットを保存しておくと良さそうです。
(上級者向け)設定ファイルメモ
プリセットやデフォルトプリセットの割り当ては以下の設定ファイルに記述されているようです。これらはREAPERのリソースフォルダにあります。
- プリセット設定関連
(REAPERリソースフォルダ)/presets以下 - デフォルトプリセット割り当て設定
(REAPERリソースフォルダ)/reaper-defpresets.ini
ほとんどの人はこれらを手動でいじる必要はありませんが、トラブルシューティングの際には役に立つかもしれません。
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