こちらの記事で紹介したMIDIバウンス、MIDIを出力できるFXならなんでもバウンス出来ます。そういうプラグインは結構あったりするので時々紹介していきたいところですが、今回はNI REAKTORをちょこっとだけ使ってみます。
REAKTORはいわゆるモジュラーなんですが、これの理屈や組み方を説明し始めるときりがないので置いといて、とりあえずこうすれば簡単に使えるという例だけ書いておきます。
REAKTORに興味のある人は公式サイトなどを見てみて下さい。
FXに挿入するだけで使えるSpiral
まずは一番簡単なやつで、TrackのFXにREAKTORのVSTiを入れてSpiralを選択するだけという方法です。
- Trackを作成し、FXに [VSTi: Reaktor 6] を挿入。
- REAKTOR上で[Player]タブから[Reaktor Factory Library>Sequencers>Spiral.ens]を開く。
- 作成したTrackのArrange View上をCtrl+マウス左ドラッグでMIDI Itemを作成。
- Track側のFXに音の確認をするためのFX(VSTiなど)を挿入し、上記Itemを再生しながらSpiralを調整(とりあえず調整は何もしなくてもOK)。
- 上記の音の確認用音源FXがそのままだとMIDI Noteをそれ以降に通さなくなってしまうので、その音源のFXをOFFにする。もしくはMIDIメッセージを通すように、FXウィンドウのルーティング指定を右クリックで [MIDI output>Merges with MIDI bus] を有効にする。
- Track上の先ほど作成したItemを右クリック> [Apply track/take FX to items as new take (MIDI output)] を選択して、MIDIバウンスを行う。
REAKTORから出力されるMIDIはいつもTrackでリアルタイムにMIDIレコーディングしていた、という人は今回の方法を試すとMIDI Item作成の時間がぐっと短くなるので試してみてはいかがでしょうか。
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。