REAPERではTrackを新規作成する際のデフォルト設定をPreferencesで設定しておけます。自分のワークフローに適した設定にしておくと作業工数が減るので、あらかじめ好みの設定にしておきましょう。
以下のものはREAPERのPreferencesに設定があるので、メインメニューの [Options>Preferences...]でPreferencesウィンドウを表示しましょう。
おすすめの設定項目
音声/MIDIのレコーディング関連設定

[Project>Track/Send Defaults]ページのTrack設定の下の方に録音関連のデフォルト設定項目があります。このあたりは音声の録音をメインにする場合と、MIDIの打ち込みをメインとする場合とで設定が異なるかと思います。
筆者の場合はMIDIの打ち込みやサンプルを貼りつけることの方が多いので、以下のようなMIDI寄りの設定にしています。

↑ Track設定の [Record config]の設定例
- 入力デバイス指定
[Input: MIDI>All MIDI Inputs>All channels] を選択して、全てのMIDIメッセージ入力を受け取るようにしています。好みに応じて特定のMIDIデバイスに固定するのでも良いかと思います。(音声録音を主体とする人は、いつも使う録音デバイスにしておくとよい) - Automatic record-arm when track selected
これをONにしてTrackが作られると、録音Armが [A] と表示されます。この状態の場合、そのTrackを選択すると自動的に録音ArmがON(選択解除でOFF)になるため、Armの切り替えが楽になります(これもArmのON/OFF切り替えの工数が減る)。 - Monitor Input
録音時のモニタリングをONにしておく(これをONにしないとVSTなどからも音が出ない)。ちなみにREAPER v6.0からデフォルト設定がONになったようです。それより前からREAPERを使っていた場合、デフォルトがOFFのままになっているため注意。
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