REAPER v5.97以降で追加されたVideo Processor(以下VP)のプリセットで、まだ取り上げていなかったものを紹介します。
Blur(ぼかし)系効果
画面全体をぼかすBlur効果が追加されました。Gaussianとlow qualityがありますが、後者は軽量版のようです。
- 元の画像
- FX: Blur (Gaussian)
- FX: Blur (low quality)
この実装追加のため、VPのAPIである gfx_evalrect が改良されたようです。以前は左から右、上から下という方向にしかピクセル処理出来なかった気がしますが(あんまり覚えてないけど)、逆方向もフラグ設定でいけるようになった模様。
しかしまぁ以前からですが、ピクセル毎にスクリプトを走らせるような仕組みなのでとにかく重いですね。画像サイズによっては余裕のフレーム落ちです。あ、ちなみにこれはREAPER上でのリアルタイムプレビュー処理時のみの話なので、ファイルへレンダリングする場合の結果は問題なしです。
こういった定番の画像処理はもう手動でピクセル毎にスクリプト実行という方式じゃなくて、画像処理専用のAPIを用意してくれた方がいい気がします。そうすればSIMDやマルチスレッド化、GPU利用など内部で高速化の手法が使えますし、よくある画像効果なんてもう一から書きたい人いないでしょう? どうしても特殊なことをやるという時だけ、gfx_evalrectなどのような処理を書きたい感じ。
OpenCVとかなんかそういう系のライブラリでも組み込んでくれるといいんですけどねー。
画像のカラーヒストグラム表示
現在処理している画像のカラーヒストグラムを表示する機能も追加されています。
- Analysis: Histogram (RGB)
[MonitorFX専用] 画像のピクセル色チェック機能
画像上の特定のピクセル色をVideo Window上で確認できるプリセットが追加されています。
このプリセットはMonitorFXにVPを挿入することを前提に作られています。MonitorFXはREAPERウィンドウ右上にある[MONITOR FX]のところをクリックして挿入できます。
このプリセットをMonitorFXで使うと、マウスカーソルをVideo Window上に持って行った時にそのカーソル位置での画像の色情報が表示されます。正確なカラー値を知りたい時に便利かもしれません。
- Analysis: Color Peeker (Monitoring FX only)
[MonitorFX専用] スクリーンセーバー for Video Window
Video Windowにずっと同じ絵が表示されている状態を防ぐ、いわゆるスクリーンセーバーになるプリセットが追加されています。これもMonitorFX専用です。
[Timeout (seconds)]でスクリーンセーバー状態になるまでの時間を設定できます。
- Utility: Screensaver (Monitoring FX only)
※スクリーンセーバー状態になるとこんな感じ。色指定で少し緑色にしています
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