REAPERの動画編集機能はver.5.97あたりでリニューアルされていましたが、テキスト表示の方法が少しだけ簡単になったので、それを使った字幕表示をさらっと書いておきます。
ただし、Video Processor(以下VP)の[Overlay: Text]を使ってテキスト表示を行うといった基本的な仕組みは何も変わっていません。それらについては以下の記事をあわせてご覧ください。
スクリプト編集なしでテキストを設定出来るようになった
上記の過去記事を見てもらうと分かる通り、従来は字幕テキストを設定・変更するのに、VPのスクリプトを直接いじらないといけませんでした。また、VPのエディタの機能的な問題により日本語を扱うのも面倒(メモ帳などからのコピペが必要)で、お世辞にも使いやすいツールとは言えないものでした。更にプログラミングをたしなむ人以外だと、スクリプトに抵抗感をもつ人は結構多いのでとにかく敬遠されがちだったツールと言えるでしょう。
REAPER v5.97からはこのあたりが見直され、VPのプリセット[Overlay: Text]では、VP挿入先のTrackもしくはItem(Take)の名前に文字列を設定すれば、それがテキストとして表示されるようになりました。日本語を設定しても問題なく表示されます。テキストを変えるだけならスクリプト変更不要なので、従来よりは大分マシになったのではないかと思います。
※この例はTakeFXを使った場合ですが、TrackFXにVPを挿入した場合はTrack名が表示されます
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