最近REAPERをいじりはじめたら楽しいので、共有できる情報はどんどん出していきたい。
というところからぺろりが始めてみたブログです。
飽きたらサクっとやめたりして・・・いやいや頑張ります。

一発目はREAPERのインストールとか簡単な使い方とか便利なAction紹介とか全部すっとばして
「C++でActionを実装するExtension DLLを作る」
ってとこから行ってみたいと思います(すっとばしすぎ)。

これって意外とまとまった情報が少ないようで、もちろん日本語の情報は壊滅的。
SWSのソースを頑張って読んで調べるか、公式にあるExtensionSDK(古い)を見るか
といったところが近道のようです。
(自分はしばらくSDKの存在に気づかず、SWSのソースを眺めて習得しました)
・SWS: http://www.sws-extension.org/
・GitHub (SWS): https://github.com/reaper-oss/sws
SWSはVisualStudio2013で簡単にビルドできるので、いろいろと参考になります。

細かい説明などは次回からにして、今回はとにかくシンプルなソースでExtensionを
作れるものを用意しました。
reaper_HelloAction.zip

zipを解凍して、reaper_HelloAction.slnをVisualStudio2015で開いてビルドします。
これを例えばx64でビルドすると
%APPDATA%\REAPER\UserPlugins\reaper_HelloAction64.dll
というパスにDLLがコピーされます。
あとはREAPER(64bit版)を起動してやれば起動時にこのDLLが読み込まれて、
ActionListにActionが並ぶようになります。
↓ "pelo" で検索してコマンドが無事出てきている例
HelloActionInActionList

この "Pelo: Hello World!" のActionを実行すると、REAPERのConsoleに文字列が表示されます。
HelloWorldOutput
これで世界一シンプルな(?)、C++によるActionとExtensionDLLが実装できました。

次回からはもう少し詳しい説明やらなんやらを書いていこうかと思います。