以前Ableton Liveを使い始めようとした時に買ったLaunchPad Mini。
結局Liveはあまり使わずにREAPERに傾倒してしまったので放置してました。
今回これを引っ張り出してみたので、備忘録としていろいろ軽く書いておきます。
ちなみにうちの環境はWindows10(1803)です。
まずLaunchPadをPCで使えるようにしてやれば、ボタンを押したときにMIDIノートを出力してくれて
「おお、いいじゃないか」
と一瞬思うのですが、なんかおかしい。
出力しているノートを調べると、1行目のパッドは右側のボタンも含めて0~8、2行目のパッドとボタンは少しとんで16~24、…という感じに1行ごとに16の倍数から始まるパターンになっていました。
「どうしてこうなった・・・」
という感じですが、他のこのテのパッドマトリクス系デバイスってみんなこうなんですかね?
で、軽くググると公式でAutomapというパッドカスタマイズツールが配布されていて、それを使えばLive以外のDAWでも使えるようになるとのこと。
今回はこのAutomapを入れてみました。
結論から言ってしまうと、Automapはしばらくいいやってことになったのですが、使いたいという人もいるかもしれないので、ご参考までに。
さて、いきなりですがここから運が悪いと悪夢の始まりです。( ゚∀゚)
自分のPC環境ではLaunchPadMiniをAutomapが認識してくれませんでした。
自分が試した範囲だと、4.11、4.10は認識せずで、4.9、4.8は認識しました。
が、4.8はパッドの設定画面が出たり出なかったりと謎挙動でNG、結局4.9が自分の環境ではなんとか正常に動作しているという状況です。
(4.8→4.11→4.10→4.9 の順でインストール&アンインストールを繰り返しました)

まぁ問題なく最新版が動作したような人はこのへんスルーでいいですね。

・VSTプラグインに対して有効にするか聞かれる
→ 後で手動でやればいいので[Skip]
・REAPERのPreferencesを開き、[Control/OSC/web]でコントロールサーフェスの追加
→ [HUI (partial)]を選んで、MIDI input, outputをそれぞれ[Automap HUI]にする
→ Preferencesを[OK]ボタンで終えて、REAPERを再起動
これでセットアップダイアログの説明が完了するのですが、ここでもエラーが出ました。

NovationのHelpセンターに対処法が載ってるのでそれをもとにしてやると、MIDIデバイス設定でMIDI In, Outの[Automap HUI]を両方とも無効にすればよいとのことなのでOFFにする。

これでやっとAutomapとREAPERが繋がるようになりました。
Automapの[Software Setup]タブに[Setup VST Paths...]ボタンがあるので、クリックして自分の環境でのVSTプラグイン配置場所パスを追加してやります。
これで、このボタンの下にあるリストから[VST]、[VST3]、[RTAS]などを選んで、Automapを有効にするVSTを選ぶことが出来ます。
が、このへんプラグインによって動作がどう違うとかそのへんはちゃんと検証してません。
(使わないことに決めたのでもういいや・・・となりましたごめんなさい)
■パッドのカスタマイズ
Automapの[Mixer/Plug-in Mappings]タブでリストから[Launchpad Mini]、[HUI]を選んで[Edit Mapping...]ボタンを押すと、カスタマイズ用のEdit Mappingウィンドウが出てきます。
(自分の環境だとAutomap 4.8でこのウィンドウが表示されたりされなかったりしてました)

ちなみに↑の例だと Chan.16 というのが出てますが、MIDI用のカスタマイズをするため[Software Setup]タブの[Advanced]を選んで、[MIDI channels]で16にチェックを入れたのでこうなっています。

ちゃんと使いたい人は公式にあるマニュアル読んで把握してから使った方がいいかもですね。
(自分はなんかそれっぽく動いたというところまでしかやってないので・・・)
で、Edit Mappingウィンドウはこんな感じ。

LaunchPad上部のボタンで切り替えられる設定ページを増やしたり、PCのキーボードショートカットを割り当てたりと、頑張って使えば結構使えそうな印象でした。
あと機能を割り当てたところはパッド側が光るようになるので綺麗&カッコイイとかいったところもポイント高いと思います。
恐らくですが、Live以外でLaunchPadの性能を十分に引き出すにはこのツールが必須と感じました。
その他もろもろ
ひとまず上記のような流れでAutomapをインストールすれば、LaunchPadMiniもカスタマイズができて便利に使えそうなことが分かりました。
とはいえ自分が使わないと決めたのは、自分の環境だと多くのバージョンが正常に動作せず、将来使い続けるのに大きい不安を感じたからです。あとはGUIでMIDIノートのマッピング設定をするのが面倒だなぁとか、ちょっとしたことであくまで自分の好みの問題です(使い方は分かったので、そのうちちゃんと使ってみてもいいかも)。
今はこのAutomapではなく、別の方法で使えないか検討中です。
それもうまくいったら記事にできるかもしれません。
ということで今回はここまで。
結局Liveはあまり使わずにREAPERに傾倒してしまったので放置してました。
今回これを引っ張り出してみたので、備忘録としていろいろ軽く書いておきます。
ちなみにうちの環境はWindows10(1803)です。
まずLaunchPadをPCで使えるようにしてやれば、ボタンを押したときにMIDIノートを出力してくれて
「おお、いいじゃないか」
と一瞬思うのですが、なんかおかしい。
出力しているノートを調べると、1行目のパッドは右側のボタンも含めて0~8、2行目のパッドとボタンは少しとんで16~24、…という感じに1行ごとに16の倍数から始まるパターンになっていました。
「どうしてこうなった・・・」
という感じですが、他のこのテのパッドマトリクス系デバイスってみんなこうなんですかね?
で、軽くググると公式でAutomapというパッドカスタマイズツールが配布されていて、それを使えばLive以外のDAWでも使えるようになるとのこと。
今回はこのAutomapを入れてみました。
結論から言ってしまうと、Automapはしばらくいいやってことになったのですが、使いたいという人もいるかもしれないので、ご参考までに。
Automapのインストール
Automapの公式ページもしくはサポートページからダウンロードしてインストールすればOK。さて、いきなりですがここから運が悪いと悪夢の始まりです。( ゚∀゚)
自分のPC環境ではLaunchPadMiniをAutomapが認識してくれませんでした。
自分が試した範囲だと、4.11、4.10は認識せずで、4.9、4.8は認識しました。
が、4.8はパッドの設定画面が出たり出なかったりと謎挙動でNG、結局4.9が自分の環境ではなんとか正常に動作しているという状況です。
(4.8→4.11→4.10→4.9 の順でインストール&アンインストールを繰り返しました)

まぁ問題なく最新版が動作したような人はこのへんスルーでいいですね。
AutomapとREAPERの接続
次はREAPER側のセットアップですが、Automapの[Software Setup]タブを開いて、リストからREAPERを選択し、デバイスを[Launchpad]で[Setup REAPER]ボタンを押すと、あれやれこれやれという説明が出るので、その通りやればOK。
・VSTプラグインに対して有効にするか聞かれる
→ 後で手動でやればいいので[Skip]
・REAPERのPreferencesを開き、[Control/OSC/web]でコントロールサーフェスの追加
→ [HUI (partial)]を選んで、MIDI input, outputをそれぞれ[Automap HUI]にする
→ Preferencesを[OK]ボタンで終えて、REAPERを再起動
これでセットアップダイアログの説明が完了するのですが、ここでもエラーが出ました。

NovationのHelpセンターに対処法が載ってるのでそれをもとにしてやると、MIDIデバイス設定でMIDI In, Outの[Automap HUI]を両方とも無効にすればよいとのことなのでOFFにする。

これでやっとAutomapとREAPERが繋がるようになりました。
Automapの設定
■有効にするプラグインの選択Automapの[Software Setup]タブに[Setup VST Paths...]ボタンがあるので、クリックして自分の環境でのVSTプラグイン配置場所パスを追加してやります。
これで、このボタンの下にあるリストから[VST]、[VST3]、[RTAS]などを選んで、Automapを有効にするVSTを選ぶことが出来ます。
が、このへんプラグインによって動作がどう違うとかそのへんはちゃんと検証してません。
(使わないことに決めたのでもういいや・・・となりましたごめんなさい)
■パッドのカスタマイズ
Automapの[Mixer/Plug-in Mappings]タブでリストから[Launchpad Mini]、[HUI]を選んで[Edit Mapping...]ボタンを押すと、カスタマイズ用のEdit Mappingウィンドウが出てきます。
(自分の環境だとAutomap 4.8でこのウィンドウが表示されたりされなかったりしてました)

ちなみに↑の例だと Chan.16 というのが出てますが、MIDI用のカスタマイズをするため[Software Setup]タブの[Advanced]を選んで、[MIDI channels]で16にチェックを入れたのでこうなっています。

ちゃんと使いたい人は公式にあるマニュアル読んで把握してから使った方がいいかもですね。
(自分はなんかそれっぽく動いたというところまでしかやってないので・・・)
で、Edit Mappingウィンドウはこんな感じ。

LaunchPad上部のボタンで切り替えられる設定ページを増やしたり、PCのキーボードショートカットを割り当てたりと、頑張って使えば結構使えそうな印象でした。
あと機能を割り当てたところはパッド側が光るようになるので綺麗&カッコイイとかいったところもポイント高いと思います。
恐らくですが、Live以外でLaunchPadの性能を十分に引き出すにはこのツールが必須と感じました。
その他もろもろ
ひとまず上記のような流れでAutomapをインストールすれば、LaunchPadMiniもカスタマイズができて便利に使えそうなことが分かりました。とはいえ自分が使わないと決めたのは、自分の環境だと多くのバージョンが正常に動作せず、将来使い続けるのに大きい不安を感じたからです。あとはGUIでMIDIノートのマッピング設定をするのが面倒だなぁとか、ちょっとしたことであくまで自分の好みの問題です(使い方は分かったので、そのうちちゃんと使ってみてもいいかも)。
今はこのAutomapではなく、別の方法で使えないか検討中です。
それもうまくいったら記事にできるかもしれません。
ということで今回はここまで。