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REAPER基本設定:Itemのボタン表示設定

REAPERではMedia Itemの上部にボタンなどが表示されます。デフォルトではItemの状態を見て必要なボタンだけを表示してくれるようになっており、これはこれでスッキリしているのですが、いくつかのボタンは常に表示しておいた方が便利だったりします。

ItemButtons01

以下のものはREAPERのPreferencesに設定があるので、メインメニューの [Options>Preferences...]でPreferencesウィンドウを表示しましょう。


Itemのボタン表示オプション

PrefMedia_ItemBtn02

Itemが特定の状態や機能がONでなくてもボタンを表示

[Appearance>Media]ページにある[Media item buttons]のところに、Not~やNo~(Not locked、No FXなど)の項目がありますが、これがその状態でなくてもボタンを表示するかの設定です。

例えば[No FX]をONにしておくと、FXボタンが常に表示されてFX追加がやりやすくなるので便利です。筆者の場合頻繁に使うものを考慮して、[Not muted]、[No FX]、[No active envelopes]を有効にしています。

ItemButtons03

Item Volume表示方法の設定

Itemの音量調整を行うためのGUIは、[Item volume control]でノブかItem上のハンドル(ドラッグできる)かを選択出来ます。

  • Handle: +0dB is top of item
    Item上に音量ハンドルを表示(0dBがItemの上端)
    ItemVolumeHandle01
  • Handle: +0dB is center of item
    Item上に音量ハンドルを表示(0dBがItemの中央)
    ItemVolumeHandle02_Center
  • Knob
    ボタンの列の一番左にノブを表示
    ItemButtons03

筆者の場合はItemのTake Envelopeも使用してGUIが重なるのが嫌なので、ノブ表示に切り替えています。ノブをダブルクリックで0dBに戻せるのも、ちょっとしたことですが使いやすかったりします。


REAPER基本設定:Itemのデフォルト設定

今回はREAPERのMedia Itemのデフォルト設定をメモしておきます。

以下のものはREAPERのPreferencesに設定があるので、メインメニューの [Options>Preferences...]でPreferencesウィンドウを表示しましょう。


ItemのFade-IN/OUT・クロスフェード設定

Itemを作成・分割した時の自動Fade設定

PrefItemDef_AutoFade01
  • [Create automatic fade-in/fade-out for new items, length]
    REAPERにはメディアをインポートしてItemが作成されたり、Split機能でItem分割したりした時に、自動でItemの端にFadeを設定してくれる機能があります(便利)。この機能のON/OFFやFadeの長さを設定しておくことが出来ます。
    → 設定切替用Action: [Item: Toggle enable/disable default fadein/fadeout]
  • [Overlap and crossfade items when splitting, length]
    Itemを分割した際に、更に分割位置で前後のItemを自動的に重ねてクロスフェードした状態にしてくれる機能のON/OFFとクロスフェードの長さ指定。「Itemを分割して片方をちょっと伸ばす」という編集を沢山行う場合はかなりの工数削減になりそうです。
    → 設定切替用Action: [Options: Toggle auto-crossfade on split]

MIDI Itemにも自動クロスフェード

PrefItemDef_FadeMIDI01

[Enable automatic fade-in/fade-out and auto crossfade for MIDI note velocity] を有効にすると、MIDI Itemの端が重なった時に、Audioの場合と同じようにクロスフェードが自動で設定されます。このクロスフェードはMIDI NoteのVelocityにのみ影響を与えるようです。

MIDI_Crossfading01

ItemのLoopデフォルト設定

PrefItemDef_DefLoop01

Itemが生成されるときに自動でLoopをONにするかの設定。このあたりはお好みで。例えばMIDI Itemなどデフォルトではループにしたくないようなものがあれば、OFFにしておくとよいでしょう。


REAPER基本設定:Trackのデフォルト設定

REAPERではTrackを新規作成する際のデフォルト設定をPreferencesで設定しておけます。自分のワークフローに適した設定にしておくと作業工数が減るので、あらかじめ好みの設定にしておきましょう。

以下のものはREAPERのPreferencesに設定があるので、メインメニューの [Options>Preferences...]でPreferencesウィンドウを表示しましょう。


おすすめの設定項目

音声/MIDIのレコーディング関連設定

PrefTrkDef_Rec01

[Project>Track/Send Defaults]ページのTrack設定の下の方に録音関連のデフォルト設定項目があります。このあたりは音声の録音をメインにする場合と、MIDIの打ち込みをメインとする場合とで設定が異なるかと思います。

筆者の場合はMIDIの打ち込みやサンプルを貼りつけることの方が多いので、以下のようなMIDI寄りの設定にしています。

PrefTrkDef_Rec02
↑ Track設定の [Record config]の設定例
  • 入力デバイス指定
    [Input: MIDI>All MIDI Inputs>All channels] を選択して、全てのMIDIメッセージ入力を受け取るようにしています。好みに応じて特定のMIDIデバイスに固定するのでも良いかと思います。(音声録音を主体とする人は、いつも使う録音デバイスにしておくとよい)
  • Automatic record-arm when track selected
    これをONにしてTrackが作られると、録音Armが [A] と表示されます。この状態の場合、そのTrackを選択すると自動的に録音ArmがON(選択解除でOFF)になるため、Armの切り替えが楽になります(これもArmのON/OFF切り替えの工数が減る)。
  • Monitor Input
    録音時のモニタリングをONにしておく(これをONにしないとVSTなどからも音が出ない)。ちなみにREAPER v6.0からデフォルト設定がONになったようです。それより前からREAPERを使っていた場合、デフォルトがOFFのままになっているため注意。

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