お久しぶりです、ぺろりです。
しばらく放置状態でしたが、また少しずつREAPER関連の情報を書いていこうかなと思います。
(できるだけサクっとラクに書けるものを・・・)

今回はSWSに実装されている、ラウドネスの計測機能についてです。
・・・といいたいところですが、ネット上にはこのへんガッツリ解説されてるページが既にあるのでもうそっち見て下さいという感じ。
→ ポジティブ・アレルギー:REAPER:ラウドネス・アナライズ&ノーマライズ

ちなみにRMSでActionを検索すれば、RMS計測とかRMS順にItem並べ替えるとかいったActionも出てきますので、必要に応じて利用できます。

実際のところ、ほとんどのREAPERユーザーはここまでの機能が使いこなせれば十分なのではないでしょうか。

ところが

まだもうちょっと先があるんですね。
実はReaScriptやExtensionのプログラミング向けに、SWSからAPIが公開されてるんですよ。
このへんはまさにREAPERならではという感じでしょうか。

SWSインストール済みのREAPERでメインメニューから [Help>ReaScript documentation..] を選ぶとAPIリファレンスが表示されます。
このリファレンスのThird-party API Function ListというところにSWSなどのExtensionから公開されているAPIが並んでいます。
ラウドネス計測機能であれば、NF_AnalyzeTakeLoudness* 系のAPIがあるはず。
NF_なんたらにはRMS関連の計測APIもありますね。
SWS_API

試しにNF_AnalyzeTakeLoudness_IntegratedOnlyをReaScript(lua)で使ってみた例はこちら。
SWS_Script_LI

こんな感じで簡単にプログラムからラウドネス値が取得できます。
この例ではあくまでシンプルな例としてIntegratedのみを取得していますが、より詳細なラウドネス情報を取得したい場合は、NF_AnalyzeTakeLoudness2あたりを使うとよいでしょう。

てことで今回はSWSから公開されている、Loudness,RMS関連APIの簡単な紹介でした。
また次の記事でお会いしましょう。