2022/05

PeloReaper Extensionの情報やダウンロードはこちらからどうぞ。
PeloReaper Extension for REAPER is here.
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REAPERの記事まとめ(随時更新)

初稿:2020/07/28 19:32 - 最終更新:2023/08/16

reaper01

REAPER関連で書いた記事がそれなりに増えてきたので、情報を探しやすくするための総合ページを作ってみました。必要に応じて逆引きリンクとか追加していってもいいかも。


REAPERのインストール~初期設定など

インストール

オーディオデバイス関連設定

MIDIデバイス関連設定

環境設定もろもろ

追加で入れておくと便利なもの


ショートカット・Menu/Toolbarなどのカスタマイズ


FX(VST・JSFX)

FX全般

ReaSamplOmatic5000 (RS5K)

REAPER標準のSamplerであるReaSamplOmatic5000、軽くて超便利!

ユーティリティ系FX


MIDI打ち込み・作曲支援


サンプル管理~便利なユーティリティ

Media Explorer

wavやMP3などの音源ファイル管理やプレビューならMedia Explorer

Batch Item/File Converter


動画編集~書き出し(レンダリング)

REAPERで動画を扱う基本や、VideoProcessorを使い倒す系シリーズ


その他の機能


サードパーティー製のScript・Extension

Reapack

REAPERを拡張するScriptやExtensionのパッケージマネージャー

SWS Extension

他のScriptなどからも参照される、もはやREAPER必須Extensionと化したSWS

その他の便利な拡張機能


PeloReaper Extension

本ブログ管理人であるぺろりが自分用に作っているREAPER Extension。


他のオーディオソフトウェアとの連携など


[上級編] コマンドラインなどのユーティリティ

一般的なオーディオ制作では使われない機能、主にエンジニア向け。

REAPER Command Line


[上級編] ReaScript~REAPER Extension実装方法

このへんはプログラミングスキル必須エリア。REAPERでDAWの限界を超えたいあなたへ。

ReaScript

REAPER Extension


REAPERのArm-Action機能でポチポチとAction連打

REAPERで連続して同じActionを実行したいと感じたことはないでしょうか。例えば、Itemを何か所も分割したりする場合に「Editカーソルを合わせてSplitを実行」といったことを繰り返すより、Itemをクリックしたらそこで分割してくれれば楽になりますよね。

REAPERではこういった操作を実現するのに複数のやり方があるのですが、今回はActionをArmして、マウスクリックする度に同じActionを実行する方法を紹介します。


連打で実行したいActionをToolbarボタンに登録

ArmしたいActionをToolbarに登録します。以下に登録手順の例を示します。

  1. メインのToolbarを右クリック>[Customize toolbar...]
  2. [Main toolbar] の左側のリストを右クリック>[Insert action...]
  3. Actionリストが表示されるので、[Item: Split item under mouse cursor]を選択して[Select]で追加
  4. [Main toolbar]を編集しているCustomize menus/toolbarsウィンドウ右下の[OK]で保存
    ToolbarAddAction

これでメインのToolbarに新しいボタンが追加されたはずです。


Arm Action実行方法とArm解除方法

ActionをArmするのは簡単で、上記で追加したActionのボタンを右クリックするだけです。これでボタンの色が変化して、Arm状態となります。マウスカーソルをArrangeView上に持っていくと、Aのようなマークが付いている状態になります。

この状態で、マウス左クリックを行うと、ArmしたActionが実行されます。上記Splitアクションは「Itemをマウスカーソル直下の位置で分割する」機能なので、アイテムをポチポチクリックすれば、その度にマウスカーソルの位置でItemが分割されます。

Armを解除したい場合は、Toolbarなどのどこか別の場所をクリックするか、Escキーなどを押すと解除されます。

ArmSplit01

Arm切り替えをショートカットで行う方法

ActionのArm切り替えは、前述のボタン作成が最も分かりやすいのですが、別の方法もあります。特に頻繁にArm切替を行いたい場合、キーボードショートカットで切り替えたいと思う人もいるでしょう。

このような場合、Custom Actionを作成することで、特定のActionのArm状態を切り替える事が可能です。以下の手順でCustom Actionを作ってみましょう。

  1. Actionリストを表示(メインメニュー [Actions>Show action list...])
  2. [New action...]ボタン>[New custom action...]
  3. 下記の画像のように、Custom Actionの名前を付け(任意の名前)、以下のActionを順に追加
    • Action: Toggle arm of next action
      (次に来るActionのArm切替を行うAction)
    • Item: Split item under mouse cursor
      (このActionのArmが切り替わる)
  4. [OK]ボタンで作成完了
    CustomActionForArm01
ArmSplitCustomAction01
↑ Custom Actionを実行してArm状態を切り替えている様子

作成したCustom Actionのショートカットを設定すれば、そのショートカットでArm状態を切り替えられます。

ArmSplitCustomAction02
↑ ショートカットを使ってArm状態を切り替えたりしている様子

REAPERでのNEUTRINO自動化ツール更新情報

初稿:2022/05/23 01:51 - 最終更新:2023/07/05

Neutrino_Logo01

このページはPeloReaper ExtensionのNEUTRINO自動化機能について、Extensionの更新で強化・修正された箇所を紹介するページです。

NEUTRINO本体については、下記の本家サイトをご覧下さい。


PeloReaper ExtensionのNEUTRINO自動化機能についてはこちらをご覧下さい。

ver.2023.07.05で追加・修正された機能

NEUTRINO v2.xに対応しました。

上記のリンク先(本家ページ)を見ると分かりますが、NEUTRINOのメジャーバージョンが上がり、NEUTRINO Diffusion(NEUTRINO v2.xのこと)という呼び方になったようです。また、従来のv1.x系で存在していたPitchShiftのパラメータがNSF/Worldで分けられて、パラメータの値の意味も大きく変更になったりしています。

こういった修正事項に伴い、PeloReaperではv2.xにのみ対応し、v1.xは使えないようになっていますのでご注意下さい。また、従来PeloReaperでNEUTRINO Automation機能をご利用頂いていた方は、NEUTRINO Automation Settingsウィンドウで [Reset options] をクリックして、一旦パラメータをリセットすることをお勧めします。


ver.2022.12.03で追加・修正された機能

NEUTRINO自動化機能を実行するダイアログで [Run NEUTRINO] ボタンを押した後、NEUTRINOが正しく実行できない問題を修正しました。

↓ 以下のようなメッセージで止まってしまう症状が発生していました。 Problem_WhenRunNeutrino01

この問題はREAPERやPeloReaperを古いバージョンに戻しても直らないため、.NET FrameworkかWindows Update、コンピュータウイルス・PC侵入検知ソフトなどのアップデートにより起こるようになった可能性があります。


ver.2022.04.29で追加・修正された機能

NEUTRINO自動化機能を実行するダイアログで設定可能なパラメータを増やしました。NEUTRINO ver.1.0.0で指定可能なパラメータを(たぶん)全て指定出来ます。

NeutrinoAutoNew01

主なパラメータは以下の通りですが、それぞれの詳細はNEUTRINO公式ブログを参照して下さい。

  • NSF版(高音質・重い)とWorld版(通常音質・軽い)の切替(Use NSFで切替)
  • Style Shiftに対応(いわゆる「キー変更+ピッチ変更ガチャ」と呼ばれるテクニック)
  • Worldのピッチ・フォルマントのシフト・スムージング、ブレス強化度合い指定

Neutrino公式ブログはこちら

あと、細かいところで言えば、[OK] ボタンが [Run NEUTRINO] ボタンに変わったり、NEUTRINO v1.0.0以降推奨になったりしました(v1.0.0以降じゃないと使えないパラメータがあるため)。

その他、NEUTRINO自動化機能実行中にログにエラーが出て、うまく波形がインポートされないといった不具合も発見したので、そういった細かい部分の修正も行いました。


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