初稿:2018/02/28 4:02最終更新:2020/10/11

こんばんはぺろりです。
PeloReaper Extensionをシコシコ作ってたらブログはすっかり放置になってましたすみません。

C++でExtension作るぜーなんてネタを最初にあれこれ書いてきましたが、正直REAPERユーザーのほとんどの人にとって直接には関係ない誰得感溢れるネタでしたね。
とはいえ日本語の情報が全くなかったので、そのうちREAPERをもっと深く使おうという人がどんどん増えてきた時にいつか役に立てばいいか・・・

今後はもうちょっとすぐに役立ちそうなものとか、初心者向けな情報とかを書いていけたらと思っています。とはいえ、本当に初歩的なところはすでに解説してるブログなどがあるので、そういったものはリンクをビシっと貼ってちょっと補足する程度にしちゃおうかなと。

今まで自分の周囲にもREAPERを紹介して何人かが使い始めてくれているのですが、ほぼ全員から質問されたのが「動画再生できるフォーマットを増やせないか」ということだったので、今回はこれを取り上げることにしました。

CODECインストール方法

REAPERで読み書きできる動画の形式を増やすための方法ですが、これについてはちょっと古いですが既に日本語でも紹介してくれているページがあるので、そこを紹介しておきます。
下記FFmpeg、VLCのいずれか、もしくは両方をインストールすればいいのですが、筆者は普段FFmpegのDLLだけを使っていますので、VLCでどれだけ変わるかはあまりよく分かっていません。

■FFmpegをインストール
・方法:Shared版のzipをダウンロードして各種DLLをREAPERインストールフォルダにコピー
 (※インストール方法については本記事後半に補足を用意してます
・(参考)ポジティブ・アレルギー: REAPERにffmpegを入れて動画の読み込み/書き出し形式を増やす
・動画再生・書き出しのフォーマットが増える

■VLCをインストール
・方法:VLC Media Playerをインストールするだけ(※2018/03/18追記 VLC 3.xは認識せず)
  → (※2018/07/18追記: REAPER v5.93でVLC 3.xに対応済み)

・(参考)ポジティブ・アレルギー: REAPERが4.32にアップデート
・動画再生フォーマットが増える(書き出し時には使用されない模様)

上記参考のページにもありますが、Forumを読み解ける方はこちら。
Video Playback and Exporting

FFmpeg, VLCを入れて本当に認識しているのか気になりますが、それはPreferencesで確認できます。
REAPERのメインメニューから[Options > Preferences]で[Media > Video/REX/Misc]ページにVideoの項目があり、そこにある[Show available decoder information]というボタンを押すと確認できます。
20180228_PrefVideo03

インストールしていない状態は以下のような感じ。
20180228_PrefVideo01

FFmpeg用CODECのDLLをREAPERのフォルダにコピー、VLCもインストール後。
PrefVideo02m_20180228

REAPER上に動画ファイルをドロップしてインポートが上手くいくと、トラックに動画のアイテムが表示されます。見た目はオーディオファイルをドロップした時と同じですが、Videoウィンドウを表示することで、動画の映像も確認できます。
メインメニューから[View > Video Window]で表示できます。
20180228_VideoWnd01


何故REAPERで動画?と思われる方もいるかもしれませんが、効果音制作やMA作業とかをする人は結構頻繁に動画も扱ったりします。
とはいえREAPERでの動画編集や映像効果付けは結構大変なので、ガッツリ動画編集もやりたいという人は動画専用の便利なソフトを使うのがオススメです。
このあたりの作業にはMAGIXのVEGASや他のDAWを使う人もいるようです。

(補足)動画再生がうまくいかない場合

(2020/07/21追記)

上記VLC、FFmpegをインストールしても動画再生がうまくいかないという場合(自分はそういう状況に遭遇したことはないですが)、どこに問題があるか調べる必要があります。以下に別途有用そうな情報をまとめてありますので、必要に応じてそちらもご覧ください。


(補足)FFmpegインストール方法

最後にFFmpegを公式からダウンロードして使う方法を補足として書いておきます。
前述の参考リンクを辿ってもフォーラムに行くとよく分からないという人向け?にでもお役に立てば。
あと、ここではWindows用のFFmpegのDLLをインストールする流れを紹介します。

まずはFFmpegでググって公式サイトに行きましょう。
下記の画像の①~③の順にクリックしてWindows用のバイナリダウンロードのページに飛びます。
FFmpeg_20180228-1

すると次の図のようなバージョン選択が出てくるので、これも赤く囲った部分を選択して、最後に青いボタンでzipのダウンロード開始です。ここで重要なのは Shared 版をダウンロードすることです。他だと必要なDLLが入ってなかったりします。

※追記 2020/10/02
なにやらまたzipのダウンロード先が変わったようですね。コロコロ変えないでほしいです。以下を参考にFFmpegのzipをダウンロードして下さい。
ちなみに以下の方法だと64bit版のみのバイナリ配布のようですので、32bitのREAPERを使うという人はご注意を。あと、一般に十分な数ダウンロードされていないファイルのダウンロードはブラウザやウイルスチェッカーに引っかかってしまう場合があるみたいなので、そのへんのウイルスチェックやらなんやらとかご利用はは自己責任で。

  • [Windows builds from gyan.dev]をクリックして配布先に飛ぶ。
    FFmpeg_DL01
  • 下の方の「release」というところにある ffmpeg-release-full-shared.zip をダウンロード(.7zファイルになっている場合もある)。
    FFmpeg_DL02
zipファイルをダウンロードしたら、解凍して出てくるbinフォルダの中身をREAPERのインストールフォルダ("C:\Program Files\REAPER (x64)" など自分でREAPERをインストールしたところ)にまるっとコピーすればインストール完了です。

ちなみに .7z ファイルが解凍できないという人は7-Zipなどのソフトを導入するとよいでしょう。

ここも古くなった情報(後で消すかも) ※追記 2020/06/30
最近FFmpegもバージョンが4.3になって、もろもろパワーアップしたとかいうニュースを見かけたので、久々にREAPERのコーデックを更新してみました。結論から言うとFFmpeg 4.3はREAPER 6.12cに問題なくインストール出来ました。ハードウェアアクセラレーションが利くようになっただとかいろいろあるみたいですが、そのへん本当にどう影響あるかまではよく分かりません。
あと、Windows用バイナリをダウンロードするページが若干変更になっていましたね。ライセンス選択が追加されていますが、デフォルトのGPL 3.0のままでOKかと。
(古い記事を折り畳みにして、画像を新しくしてみました)

FFmpeg Binary Download

[Download Build]でzipファイルをダウンロードしたら、解凍して出てくるbinフォルダの中身をREAPERのインストールフォルダ("C:\Program Files\REAPER (x64)" など自分でREAPERをインストールしたところ)にまるっとコピーすればインストール完了です。


FFmpeg_BinDL02
↑ zipを解凍した中にあるbinフォルダの中身
FFmpeg_BinDL03
↑ REAPERインストールフォルダにまるっとコピーしたところ


FFmpeg 3.x(~4.xになった頃)の古い記事 ※追記2018/08/04
REAPER v5.94でffmpeg4に対応したようです。
以下もろもろ出てくるDLLファイルに付いている番号がffmpeg4だと異なりますが、インストール方法は変わりませんので、適宜読み替えて下さい(そのうち表記を整理するかも)。
また、以前読み込めなかったNightly Build版(要するにffmpeg4だった模様)も問題なく読み込めるようになるのを確認しました。

※追記2018/03/18
数日前Nightly Build版(下図だと20180227-fa0c9d6と書かれている方)を試したらDLLの番号が違うためか、REAPERで認識しませんでしたのでご注意ください。

FFmpeg_20180228-2

ダウンロードしたzipを解凍すると出てくるbinフォルダにあるDLLが目的のファイルです。
DLLをREAPERのインストールフォルダ("C:\Program Files\REAPER (x64)" など自分でREAPERをインストールしたところです)にコピーすればインストール完了です。
FFmpeg_20180228-3
フォーラムにはどのDLLをコピーすればよい(avcodec, avutil, avformat, swscaleあたりのDLL)と書かれていたりするのですが、よく分からなければまるっと全部コピーしてしまっても問題ないかと思います。


FFmpegを公式から落としてきて使う方法は以上で完了。

なんかこう参考リンクを貼って以上!で終わらせるつもりが結構書いてしまった・・・まあいいか。
ということで今回はここまで。
また次回の記事でお会いしましょう。